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March 13, 2017

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vol.3 koriko 代表 石塚光明さん

July 10, 2017

 

環境に配慮したデザインを提案しながら、海外のよいものを日本に紹介し、日本の良いものを海外に紹介する“koriko”という会社。そこの代表取締役である石塚さんに、物との関わり方や想いをお聞きしました。

物を扱う仕事を生業とする彼にとっての、物とは?

 

 

 

 

 

商品開発やプロモーションを得意とする広告代理店に勤めていた石塚さん。独立して自分の会社を作ったキッカケは、価値観の変化。

「地震、子どもが産まれたことなど色々重なり、消費するということへの意識が変わっていきました。自然と変わっていったというより、変えようと思ったという方が近いかな。格好いいなと感じる人って、本当に普通に、社会貢献やフェアトレードなどをやっていて。価値観の中心がお金じゃないんですよね。格好いいなぁと思い、自分もそういう方向に意識を向けていこう!と思いました。それで、会社を辞めて自分で会社をおこすことに」

 

 

そういった価値観の変化により、自分の会社では本当に自分が長く使いたいと思う物だけを取り扱うようになったそう。自分で会社をするということは、価値観に合わせて、働き方や取り扱うものを自分で選ぶことが出来るということ。

「今までは、“与えられた商品をどう売るか”という考え方・仕事のやり方だった。でも、自分の会社でお金を稼ぐなら、自分が本当に好きなもの、身のまわりに置きたいと思えるものだけを取り扱いたい。そう思ったんです。その考えを強く持って動くことで、どんどん色々なことが繋がり、始まっていきました。自分が好きだと思う物だけを扱うことが出来るということが、こんなに心地良いとは…驚きでした」

 

 

 

 

そういう想いを持って動くことで、近い価値観の人に出逢い、また違うものが生まれていき、繋がっていく。こうして石塚さんの仕事は進んでいく。「僕が格好いいと思うブランドって、人と同じ。やっていることが格好いい。だから社会からも必要とされる。そしてきちんと信念がある人やブランドってやっぱりブレないんです。そういう人・ブランドたちと出会っていく中で、まずは「CAMBRO」の取扱いが始まりました。世界中のフードサービス業界から信頼されている業務用テーブルウエアなのですが、業務用のものって機能性にバツグンに優れているんです。安全性、耐久性がとても高い。それを“格好いいもの”としてもプロデュースしたいと思って取り扱わせてもらっています。僕はもともと壊れないものが好きでなんです。そして、丈夫なものってずっと長く使えるので、環境に優しい。だから、業務用のものは僕の中でベストなんです」

 

 

 

korikoで取り扱っているラバーメイド社のゴミ箱。優れた耐久性・機能性・洗練されたデザインで、THINKS代表・石井なお子さんのアトリエにも2つ購入!

 

 

「CAMBRO」から始まった石塚さんの会社 koriko. その後はオーガニックコットン、動物園などどんどん広がっていく。オーガニックコットンはどういった取り組みを?

「豊島という会社さんと出会ったことで、オーガニックコットンの仕事もスタートしました。自分が今まで縁があったお店やブランドと商品開発をする時、出来る限りオーガニックコットンを使用するようになりました。僕自身が、同じコットンなら、なるべくオーガニックのものを選びたいですから。それが世の中でも特別なことじゃなく、普通になっていったらいいと思っています。オーガニックコットンを使うことで少し割高になるなら、デザインやプロデュース方法で価値を高めればいいだけ。オーガニックコットンなんです!というだけじゃなく、その商品自体を素敵だと思ってもらえれば、必ず買って頂けるはずですから」

 

 

 

NEW ERA×コスメキッチンのキャップも、オーガニックコットンのもの。

 

 

 

 

東山動物園のお仕事というのは、今までの商品開発・プロデュースとはまた違った流れのようにも感じる。けれど、お話を伺うと根っこは同じ。デザイン・コラボレーションなどによって商品価値を高め、いい素材を使い、売れたお金の一部を還元しているそう。

「2017年3月に80周年を迎える、名古屋にある東山動物園は、日本で2番目に来園者数の多い動物園なんです。色々な縁が繋がり、東山動物園のお土産グッズの商品開発に携わることとなりました。お土産って、思い出として残るもの。それなら、自分でも欲しいと心から思えるものを作りたく、試行錯誤しました。花井祐介さんのデザインによって、とても素晴らしいものが出来上がりました。その他、色々なブランドの方にも協力頂き、コラボレーションしています。園内で使う紙コップも、花井さんにデザインして頂いたのですが、とても人気で持ち帰りたがってくださる人が多く、コップを洗って持って帰ってくれるように。そのおかげでゴミも減り、自然とリサイクルの流れが出来る。それって理想的ですよね。動物園の運営は本当にお金がかかるんです。なので、売り上げの一部は、トヨタエンタプライズ様を通して、動物たちのエサ代や環境設備に寄付してもらう仕組みになっています。いいものを一生懸命作ったら、それが自然とリサイクルやドネーションの仕組みに繋がっていく。そういう理想的な流れをこれからも楽しんでいきたいですね」

 

 

 

 

 人気が出たという紙コップと、klean kanteenとコラボレーションした水筒。

 

 

花井祐介さんデザインのNEW ERAキャップ。

 

 

 ガチャガチャで購入出来るピンバッジは購入数制限が出るほどの人気に。

 

 

 

 

 

 

Edit & Text : Maki Kakimoto

Photo : Masaharu Arisaka(STUH)
Direction : Naoko Ishii

 

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PROFILE

石塚 光明 |Mitch ISHIZUKA  /「コリコアソシエーション株式会社」代表取締役 兼 プロデューサー

 

 

マーケティング会社にてベンチャーから上場までの15年間を経験し、2011年に独立。

企業・行政のプロジェクト、テーマパークのアニバーサリー企画の商品開発や施策を携わる。

Camtrayでお馴染みのCAMBRO社(業務用厨房機器)の日本代理店でもあり、

コスメセレクトショップなどとのオーガニックコットンプロダクトなど、ブランディングを軸としながら商品開発を国内外問わず数多く手がけている。

大の旅好き、大のCalifornia好き。

 

東山動植物園 ZOOBO GATE ||MDプロデューサー 

チームOrgabits プロジェクト|プロデューサー

 

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koriko association ホームページ

http://www.koriko.net

 

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